【緊急番外編】新型コロナで予想通り伸びている銘柄と、予想に反して伸びていない銘柄について
[本日のアジェンダ]
- コロナで上がった銘柄、上がらなかった銘柄
- 原因分析
どうもザーニーです。
先月から世界で流行している新型コロナウイルスの影響がまだ冷めず、自宅待機の方やリモートワークで毎日働いている方も増え、なんだか働き方や価値観が変わるキッカケになりそうな感じが漂うなと個人的に感じております。
世界中の株式市場もコロナの影響から値下がりが続き、少し前から言われていたそろそろ不況が来るのではないか・・?、という説がいよいよ現実味を帯びてきたようです。
さて本日は、新型コロナの影響で予想通り株価が伸びた銘柄と、伸びるかな?と思ってたけど意外と伸びなかった銘柄を勝手に選別してみていきたいと思います。
是非暇つぶしな感じでみていただけると幸いです!
新型コロナで株価が伸びた銘柄
最初でも触れたように、今回の新型コロナの影響で多くの企業で働き方について大きな変化が起こっているように感じています!
そのうちの一つに、リモートワークやテレワークなどと言った「遠隔」というワードが大きく注目されているようです。
そのため「遠隔×●●」というキーワード関連の銘柄が伸びるだろう、というのは結構簡単にイメージがつきそうで、実際にそういった銘柄が2/17ごろから急激に伸びていました。
まずは予想通り株価が伸びている銘柄を簡単に紹介します。
①Zoom(オンラインミーティングサービス)
Skypeのようなオンラインミーティングサービスを展開しており、Skypeよりも繋がりやすく大人数でも行えるということで、導入している企業も増えてきているようですが、新型コロナの影響で出社できなかったり、海外出張先から戻ってこれないなどでZOOMの利用頻度や導入社数が伸びていきそうなのを背景に、どんどん株価が伸びています。
②Slack(チャットサービス)
遠隔になると円滑なコミュニケーションが不可欠になるのですが、メールよりも使い勝手の良いチャットサービスの一つがslackです!国内海外問わず多くの企業が導入しており、自分の勤め先や社外コミュニティーでもslackを運用しているのですが、とても使いやすいです!
日本でも最近、チャットワークというチャットサービスがマザーズに上場してます。
③メドレー(遠隔医療サービスなど)
メドレーという会社は最近マザーズに上場した会社で、この記事の後に個別で記事化する予定の会社なのですが、この会社もコロナで株価が伸びているようです。
医療系のサービスを展開しており、医療従事者向けの人材サービスなどがメインなのですが、事業の一つに遠隔医療のサービスがありそれで伸びているようです!
↓オンライン診療アプリ
また、今回のケースのように世界的なパンデミックが起こると、患者情報の円滑な共有が不可欠になることが予想され、クラウド上でカルテを管理し医療機関間で共有し合えるプラットフォームも作成しようとしており、これからの医療をリードしていきそうな面白いサービスを手掛けており、(良い意味で)今回の新型コロナがメドレーに活躍と期待の場を提供しているような形になっています。
④ネクソン(ゲーム会社)
ネクソンは携帯アプリなどでソーシャルゲームを提供している会社ですが、新型コロナによって家にいる子供たち(大人たちも)ゲーム時間の増加や課金が増えることへの期待からゲーム関連株が伸びているようです。
ゲームは直接「遠隔×●●」とは関連はないですが、新型コロナによる作用によって発生したシチュエーションによって期待されている銘柄という感じです。
(オンラインゲームも一応「遠隔×ゲーム」ということで・・笑)
あと今回は取り上げてませんが、オイシックスなどの食品配送サービス関連銘柄も株価を上げてました!
と、上記のように「遠隔×●●」というキーワードの銘柄が株価を伸ばしている一方で、同じような銘柄にも関わらず、株価が伸びていない銘柄もありました。
予想に反して株価が伸びていない銘柄
①チャットワーク(チャットサービス)
slackが伸びている一方で同じようにチャットサービスを展開しているチャットワークはあまり株価が伸びていないようです・・!
大きい企業やIT系企業の導入が多いSlackとは異なり、チャットワークはまだITシステムを導入できていない中小企業や士業や個人事業主などの層がターゲットであり、今回の新型コロナの影響で中小企業の多くがチャットワークを導入する、もしくは現在個人で利用している人が無料から有料へサービスを切り替える、ということが発生しづらいという部分も株価が上がらない原因のようです。
ちなみに、メドレーと同じくチャットワークもこの後の記事で取り上げる予定です。
(個人的には出身地の兵庫県に本社があるIT企業なので、めちゃ応援してます!!)
②クックパット
新型コロナにより外出して外食する機会が減るということは、家で料理をするケースも増えてくると予想される中で、クックパットはあまり株価を上げていないようです・・。
最近クックパットの新規事業だった事業を、前社長の穐田さんが上場させ時価総額がクックパットとほぼ変わらないことで話題になりましたが、新型コロナの影響云々ではなく、クックパットに対する市場の見方が厳しく、そちらの方が影響しているかもしれません・・。
③ベネッセ
ベネッセは今回の新型コロナの影響で、いち早く通信教材の無料展開を行っているのですが、株価でみるとコロナによってだいぶ下げているようです・・。
決算などをみてもそんなに悪い要因はないので、単純に株価を下げている明確な原因が不明なのですが、もともと個人情報の流失などがあって市場からは厳しい目で見られているなかで、今回の通信教育を進めることに対して、再度同じような事故が発生することへの不安感などで売りに出されたのでしょうか・・。
(てきとーなこと言って申し訳ございません・・)
ざっとこんな感じでまとめてみました。
皆さんも新型コロナ気をつけてくださいませ!
それでは今日はこの辺で~